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ドジョウ養殖、7割成功 かば焼き用

 金沢名物「ドジョウのかば焼き」用に、石川県が休耕田で養殖試験を重ねるドジョウが 順調に育ち、22日までに出荷の目安となる体長10センチを達成、逃げられずに捕獲で きる割合も7割の好成績を挙げた。国産ドジョウはほぼ100%他県産で、品薄感から値 上がり傾向が続いている。試験は来年度まで続くが、既に複数の業者が県産ドジョウに商 機を見込んで養殖に手を挙げた。
 加賀、輪島両市内の休耕田で県が取り組む養殖試験は3年目。今年度実施した、1年か けて体長7センチまで育てた稚魚を田んぼに放って育ち具合を見る試験で成果が上がった 。

 手間とコストを抑えるために大掛かりな設備投資をしない休耕田でのドジョウ養殖では 、「逃げられない」対策が難題となる。試験で採用した土手をビニールシートで覆い、防 鳥ネットを張る程度の対策でも、5月に放流した2100匹中、10月には1537匹を 捕獲でき、歩留まりは約7割となった。

 かば焼きに適した10センチ以上に育つには2年を要する。試験では通算1年半の養殖 で全体の25%が目安をクリア。大きく育てるめどが立った。昨年放流した稚魚が100 %越冬したことも確認した。

 ドジョウは、以前は中国産が主だったが、食の安全志向の高まりで国産への切り替えが 進んだ。結果、金沢市中央卸売市場ではここ数年、入荷が減り、価格上昇の傾向が現れて いる。

 県によると、国産は天然魚が減少し、養殖物のほとんどを占める大分や島根産も供給に 不安定な面がある。かば焼き業者への聞き取りでは、時期によっては市場で入手が難しい 場合があり、県産の安定供給を望む声が聞かれたという。

 県は、これまでに養殖を希望する13の個人や団体、会社の指導と相談に応じている。 その一人、堂坂建設(能登町)の堂坂昇社長は来年度からの養殖開始を検討中といい、「 荒れた土地を利用して、お年寄りの収入源を生み出せればうれしい。環境保全にもつなげ たい」と話す。

 稚魚の大量生産にはまだ課題は多いが、県は、希望者が失敗せずに養殖を始められるよ うに、試験結果をもとにまとめた手引きを作って配布することにしている。

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