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石川県産ドジョウでかば焼き、金沢名物復権

 金沢市の名物「ドジョウのかば焼き」を、石川県産の食材で提供しようと、県などがドジョウの養殖を進めている。2014年度の北陸新幹線金沢開業をにらみ、観光客らに伝統の食文化をアピールしたいという。

 地元で夏場のスタミナ食として親しまれてきたドジョウのかば焼きは、背開きにしたドジョウに甘辛いタレをつけて焼いたもの。ウナギ同様、かば焼き特有の香ばしさが特徴だ。

 明治初期、長崎から金沢にたどり着いたキリシタンが、生活の足しにと小川でとったドジョウを焼いて売り歩いたのが起源とする説もあり、金沢の中高年の間では、「かば焼き」と言えば、ドジョウを思い浮かべる人が多いという。


県内水面水産センターで育てられているドジョウ

 しかし、30年ほど前には市内で約20軒あったかば焼き店は、後継者難などのため数軒に激減し、水田で育ったドジョウを出荷する県内の農家も減った。金沢市中央卸売市場でのドジョウの取扱量(2011年度)は計19トンで、県産は121キロ。多くは北海道や東北から出荷されたものだという。

 こうした中、県の「内水面水産センター」(加賀市)が09年度から、休耕田でドジョウを養殖するための研究を開始。今年は、施設内で増やした稚魚を希望する6団体に無料で提供した。このうちの一つ、金沢市内の農家らでつくる「金沢産ドジョウ養殖研究会」は5300匹を譲り受け、会員自身が捕まえたものと合わせて、1万匹以上を田んぼで育てている。来夏の初出荷を目指す。

 ただ、かば焼きに適したサイズの全長10センチ以上に育てるには約2年を要し、餌代や人件費などのコストもかさむ。水産卸売業者「石川中央魚市」(金沢市)は「夏場のシーズンにサイズと量がそろうのか、価格で他県産と勝負できるのか、見守りたい」と指摘する。

(2012年10月27日 読売新聞)

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