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ドジョウ養殖拡大 県内生産量初の10トン


[2012年05月26日 08:37]



ドジョウの出荷作業をする月ノ俣養魚場の日高暁彦代表(右)ら=17日、宇佐市院内町

 大分県内のドジョウ養殖の規模が拡大している。漁業の中ではまだ“マイナー”な品目だが、生産量は2011年に初めて10トンを超えた。生産者と研究機関が試行錯誤を重ね、稚魚期の安定的な飼育や病気の予防にめどを付けた。専門料理店を中心に一定の需要が見込めるとみて、関係者は増産に意欲を示す。さらなる発展には一層の消費拡大も鍵になりそうだ。

 県によると、養殖しているのは宇佐、大分両市の3業者。11年の生産量(10.5トン)は前年より6.3トン増えた。10年に全国最多だった島根県(4.7トン)を上回り、「全国一」になったとみられる。
 養殖は田で行うのが主流だったが、県は02年に視覚的に管理がしやすく、生産性が高い屋内水槽で養殖する技術を開発。06年から実用化を始めた。病気の発生などで09年は生産量が3.3トンまで落ち込んだ上、「燃料高もあり、廃業の危機だった」(生産者)が、生産者と県農林水産研究指導センターの内水面チームが改善に取り組み、動物プランクトンを安定供給する技法を開発。水温やpH(水素イオン指数)を変えて病気が発生しにくい環境を整えた。出荷先には身太りが良く、骨が軟らかい点が評価されているという。
 県は全国の総需要を55トンと試算し、15年までに生産量40トン(生産額1億円)を目標に掲げる。達成は容易ではないが、昨秋、宇佐市が消費拡大のプロジェクトを始めて地元消費が2倍近くに増えるなど県内での認知は進みつつある。
 宇佐市院内町の月ノ俣養魚場の日高暁彦代表(35)は「技術が安定したことで規模拡大ができると思う。行政の協力も受け、PR策も考えたい」としている。

<ポイント>ドジョウ養殖
 県内の内水面漁業(淡水魚介類)の産出額はウナギ、アユなどをメーンに約12億円。ドジョウは約2600万円(2011年)と規模はまだ小さい。11年は東京・浅草の専門料理店「駒形どぜう」に約5トン、佐渡トキ保護センター(新潟県)に1.5トンを出荷。新たにかば焼き用として石川県金沢市に1トンを出荷した。

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